前回に引き続き今回も ブライトリングナビタイマー ラトラパンテ について。
これまでラトラパンテが普及しなかった二つの理由が〝針の軸ぶれ〟と〝製造の難しさ〟。
この二つの重大な問題を今回のラトラパンテでブライトリングはクリアにしたというところまで書きました。
ナビタイマーラトラパンテのスペック
まずはじめにナビタイマーラトラパンテがどのような時計なのかを簡単にご紹介。
ナビタイマーラトラパンテは2017年のバーゼルワールドにて発表されたナビタイマーシリーズに加わった新作。
文字盤中心の2本のクロノグラフ針で、ラップタイム(二つの時間)を計測できる。
直径は45mmと大きくなったが、ラグを大きく曲げることで優れた装着感を手に入れている。
Discover the new Navitimer Rattrapante: the ultimate mechanical chronograph
More information on: https://t.co/hcwhbkANac #Baselworld2017 pic.twitter.com/NvNJjmG8vY— Breitling (@Breitling) 2017年3月22日
ムーブメント | ブライトリングB03(自動巻き) |
直径 | 45mm |
型番号 | A031Q15WBA |
防水性 | 30m防水 |
ケース | ステンレス |
ブレス | クロコダイル |
価格 | ¥1,280,000+税 |
まったく新しい設計思想
まず一つ目のクリアした課題として書かれていたのは〝針の軸ぶれ〟。
ブライトリングの自社キャリバー01をベースにするラトラパンテのキャリバーB03。マガジンには写真付きで2つのキャリバー構成の比較が掲載されていました。
ラトラパンテ機構をムーブメント下ではなく、カレンダー(文字盤)下に持ってくることでラトラパンテ機構の軸が短くなり、さらには文字盤とラトラパンテ機構を3本のビスで頑丈に固定。
針の軸ぶれ問題を解消させたとのこと。
生産性への配慮
もう一つの課題は〝製造の難しさ〟。
ここで挙げられていたのはラトラパンテ針を動かすためのラトラパンテ車について触れられており、通常は細かく歯が切ってあるようですが、キャリバーB03ではゴム状のリングが使われているとのこと。
ゴム状のリングにすることで歯の噛み合わせが悪い時に起こるラトラパンテ針の針飛びの心配も無くなったようです。
生産性についてはこの1点が具体例としてあげられていました。
〝ラトラパンテ針の軸ぶれ〟〝生産性の向上〟の2点を写真付きで解説されてましたが正直素人から見るとなんのことやら…笑
というのが率直な印象ですが、こうして機械式時計の理解が深まるマガジンを定期的に送ってきてくれるのはオーナーとして嬉しいですね。
最後にインフォブライトリングの最新モデルでかなりカッコいい時計を見つけたのでご紹介。
ベントレーGT
The all-new Bentley GT “Dark Sapphire” Edition! The entire Grand Touring spirit
More information on: https://t.co/zGfYuTbjyN pic.twitter.com/UnDRY5vkZj— Breitling (@Breitling) 2017年9月13日
出た!超高級車ベントレーとのコラボ時計の最新作!
ケースはブライトリング独自開発のブライトライトが使用されていてパワーリザーブも70時間とハイスペック。
重量はステンレスの6分の1という軽さ。世界限定500本の商品。(価格は119万+税)
カッコいい…自分は腕が細いんで似合わないですけど。。
ちなみに直径は48mmとかなり大きめ。
もう少し小さかったらなぁ。
【次回】スタジオブライトリングの専用ラウンジに行ってみた!
クラブブライトリングメンバー専用のラウンジに行ってみた感想や中の様子などについて書いてみたいと思います!お楽しみに!
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